移動販売で独立開業!自分の店舗を持つ夢を実現しよう

公開日:2015年11月10日
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販売ビジネスのなかにはネットショップなどのように、店舗を持たずに営業をする方法があります。移動販売もそのひとつの方法です。車などを使い場所を移動しながら販売をする移動販売では、さまざまな商品やサービスを提供しています。車のデザインなどにも凝り、人気を集めているものもある移動販売ですが、メリットもあればデメリットもあります。移動販売を始めるにあたっての、方法や手順などについて解説します。

目次|移動販売で独立開業!自分の店舗を持つ夢を実現しよう 

1 移動販売とは?

  1-1 移動販売の例

  1-2 移動販売のメリット・魅力

  1-3 移動販売のデメリット・リスク

2 移動販売で独立・開業するには?

  2-1 移動販売車を手に入れる

  2-2 移動販売に必要な手続き

  2-3 どれくらいの期間がかかるか?

3 移動販売の独立・開業のパターン

  3-1 ゼロからの独立開業

  3-2 フランチャイズでの独立

4 まとめ

1 移動販売とは?

お弁当などを車に乗せて販売しているのを見かけたことがあるのではないでしょうか?それが移動販売です。移動販売では飲食のほかに、花やアクセサリーといった商品を販売したり、エステやマッサージなどのサービスを提供したりしています。移動販売の種類や魅力とはどういったものかを知っておきましょう。

 1-1 移動販売の例

移動販売とは店舗をかまえず、お客様がいる場所に出向き販売をする方法です。お弁当やたこ焼き、お好み焼き、クレープ、ハンバーガー、パン、アイスクリーム、ラーメン、おでん、カレーなどのさまざまな飲食や、アクセサリー、衣料品、花といった日用雑貨、さらにはエステやマッサージ、理美容、ペット美容といったサービスを提供する移動販売もあります。

販売しやすく車などを改造したり、商品やサービスにあわせた雰囲気を作ったりして、個性を出す移動販売も多くあります。

 1-2 移動販売のメリット・魅力

移動販売のメリットは開業するための資金が少ないことです。通常店舗をかまえる場合には、最初に家賃の6~10か月分が必要となります。ほかにも設備費用や内装費などがかかりますが、移動販売の場合は、自動車を入手するか、改修するだけすむので、通常の店舗販売と比べると最初にかかる費用は少ないのです。

移動販売は店舗を自由に移動できるのも魅力です。お客様のいる場所やニーズのある場所に行って、新規に顧客を開拓することが容易にできます。さまざまな場所で、いろいろな人たちとコミュニケーションを取れるのも、移動販売の魅力でしょう。

 1-3 移動販売のデメリット・リスク

自由に場所が移動できて自由に営業できる、という印象がある移動販売ですが、視点を変えるとさまざまな制約があるものです。
ひとつは移動販売車という限られたスペースなので、販売する商品の数や種類を多くすることはできません。また、移動販売車においても運転席と調理場は壁で仕切られていること、自宅以外での仕込み場所が必要、規定の排水タンク容量が必要、換気が必要、棚の設置がいるなどといった条件も満たさなければなりません。

また雨の日にはお客様が少なく、集客が見込めないというのもデメリットとなります。さらに注意しなければならないのは移動中の事故です。事故の状態によっては、営業をストップさせなければなりません。運転には十分な注意が必要です。

2 移動販売で独立・開業するには?

デメリットもある移動販売ですが、それは開業においてはどのような方法であっても考えられるものです。メリットも多い移動販売を開業させるにはどのような準備や手続きが必要なのでしょうか?開業までの期間についても解説します。

 2-1 移動販売車を手に入れる

移動販売をするためにまず必要なのが、移動販売車です。販売するものにもよりますが、通常は軽トラックベースの車やワンボックスバンがベースのものが主流です。また、専用にカスタマイズされたものもあります。

中古車の利用も可能ですが、業種や業態にあわせて車体の改造が必要であり、使用できるまでには2~3か月の時間が必要になる場合もあります。どのような販売車を用意するかによっても金額は異なりますが、100~500万円程度を見ておくといいでしょう。

 2-2 移動販売に必要な手続き

移動販売であってもさまざまな手続きが必要です。
食品を扱う場合は食品営業許可証が必要です。さらに営業車以外で仕込みを行う場合は、別途営業許可も必要です。食品衛生責任者を設置することも必要です。

移動販売は車で営業する場合がほとんどですが、設備を整えるため改造が必要となります。そのため道路運送車両法により、自動車検査法人で構造変更検査を受けて8ナンバーの交付を受けます。

さらに、道路上で営業するため、道路許可申請書を提出しなければなりません。公園内で営業する場合は、管轄の地方公共団体、国土交通省に申請が必要となりますが、条件があり、なかなか許可が下りないことが多いようです。

 2-3 どれくらいの期間がかかるか?

営業ができるように車を改造しなければなりませんから、改造の内容によっては2~3か月はかかるでしょう。その間に販売のコンセプトや商品の仕入れ、損益計算などをしておき、申請書類も提出して許可が下りていれば、車ができあがり次第、営業を開始することが可能です。

ただし、コンセプトなどをしっかり考え、構想を練って仕入れ先を確定したり、準備を万全にしたりして始めるまでには1年を有する場合もあります。

3 移動販売の独立・開業のパターン

店舗販売と同じように、移動販売においても独立や開業のパターンはひとつだけではありません。フランチャイズでの独立などもあるのです。自分でできる独立・開業の方法はどういったものがいいか、よく検討してみましょう。ゼロからの独立とフランチャイズからの独立について解説します。

 3-1 ゼロからの独立開業

ゼロから自分一人で独立するという場合、まずはどのような移動販売をするかというコンセプトを立てましょう。取り扱う商品を含め、ターゲットや販売時間、場所などに関しても詳しくイメージすることが必要です。

商品に関しても、どういったものが適しているか、自分にできるものは何か、そのうえでオリジナルを出す方法などについても研究してみましょう。

また開業前には仕込み場所を確保しておく必要があります。仕込み場所としては条件があります。ほかの区画と壁が仕切りで隔てられている構造、床には水たまりができないこと、換気がしっかりできること、出入り口の最初に手洗い用の流し台があることなど、細かい条件があるので、それを満たす仕込み場所が必要です。

 3-2 フランチャイズでの独立

フランチャイズでの移動販売は、店舗と同様、本部の商品やサービス、経営ノウハウを利用できるため始めやすいというメリットがあります。しかし、独立しやすいというメリットはありますが、フランチャイズだから成功するとは限りません。フランチャイズで移動販売を成功させるには注意点があります。

ひとつは商品の選び方です。流行というものがありますので、現代でも通用する商品かどうかを見極めることが大事です。また、ロイヤリティについてなど、契約時にはしっかりと確認をすることも必要です。

フランチャイズは経験が浅い人でも、本部のサポートなどもあるため、安心して営業できるのがメリットです。適切な販売場所も紹介してくれますので、初心者としては独立方法のひとつとして検討してみてもいいでしょう。

4 まとめ

販売移動、というのも独立の手段です。移動販売のメリットは、店舗を持たないので開業資金が安く抑えられることです。顧客のニーズに合わせて自由に移動ができるので、高齢化に向けた市場が広がっています。

しかし天候に左右されやすく、販売できる種類も限られているため、より効率に特価したビジネスを展開していかなければならないという面もあります。

移動販売に必要なものはまず車を手に入れること。車体の改造など、使用できるまでに時間がかかることを押さえておきましょう。なので、独立をする前から少しずつ準備を進めておきます。道路上で営業を行うために必須な道路許可申請書を必ず提出し、公的な手続きをしっかり踏みましょう。

個人で移動販売を始める場合は、販売物の仕込みをする場所が必要になります。全て自分で考えなければいけませんが、それだけに自分らしいビジネスが展開できるでしょう。

成功したノウハウで開業することができるフランチャイズは、本部の商品やサービスを提供してもらえるため始めやすいビジネスです。しかし、契約期間やロイヤリティがあるため、一時の時代の流行に流されないことが重要になってきます。