フランチャイズで起こる問題。トラブル回避の方法は!?

公開日:2016年02月20日
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経営者としての夢を実現させることが出来るフランチャイズ。しかし、問題が生じるケースもあります。ここでは、加盟前後、経営時、契約終了後の3つの時期に分け、それぞれの時期に起こりやすい問題を記載しています。契約終了後に本部とトラブルになるケースは意外に知られていないので、フランチャイズでのトラブル回避のために、こうした知識を持っておくことは重要です。

目次

1. フランチャイズ加盟前後のトラブル

 1-1. フランチャイズ本部による強引な勧誘

 1-2. フランチャイズ店舗の売上・利益が上がらない

 1-3. フランチャイズ店運営の自由度について

 1-4. フランチャイズ加盟金は支払ったが、開店ができない

2. フランチャイズ経営を続けていく中で起こるトラブル

 2-1. フランチャイズ契約の違約金、損害賠償

3. 契約終了後のトラブル

 3-1. 競業避止義務と守秘義務

4. まとめ

1. フランチャイズ加盟前後のトラブル

フランチャイズで問題が生じるのは、加盟前後の時期が最も多くなります。その原因は、フランチャイズビジネスに関する知識不足も否めません。

また、トラブルには、本部側に問題があるケース、オーナー側に問題があるケースなど、様々なケースがあります。ここでは、その中でも典型的な事例を紹介します。

1-1. フランチャイズ本部による強引な勧誘

フランチャイズ契約において、十分な比較検討を行わないまま契約をしてしまい、後で問題になるケースがあります。

FC本部にとって、フランチャイズ展開は加盟店を増やし、ブランド拡大へと繋がります。そのため、担当者によってはフランチャイズの良い面に関する説明がつい多くなり、懸念点への話しが不十分になってしまうことも考えられます。

オーナーからすると、最初に聞いた話から持つ期待と現実の間に大きなギャップが生まれます。そのミスマッチを防ぐために、しっかりと説明を聞き、分からないことはきちんと説明を求めましょう。

フランチャイズオーナーになると言うことは「独立した経営者」になることです。経営者として、自ら調べる姿勢を持ち、ビジネスの責任を持つ自覚も大切です。フランチャイズでの成功には、本部との信頼関係も不可欠だということも忘れないようにしましょう。

1-2. フランチャイズ店舗の売上・利益が上がらない

ビジネス存続の最大要因は売り上げ、利益が上がるかどうかという点です。フランチャイズにおいて、これが問題になるのは、特に開業当初の時期です。収益予測と実際の売上・利益に乖離が生まれる場合もあります。

あまりにも予測と外れる場合にはビジネス存続の危機になります。「売上予測の精度が低かった」「本部のサポートが行き届かなかった」「集客を増やす為のプランが不足している」など、原因は様々です。

このようなトラブルを避けるのであれば、予め充実したサポートがウリのフランチャイズに加盟するのがオススメです。
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1-3. フランチャイズ店運営の自由度について

フランチャイズで問題になる事項の一つに「運営の自由度」に関する問題があります。

フランチャイズオーナーは独立した経営者です。しかし、フランチャイズ本部と契約している以上、ノウハウを活用しながら、そのブランドのサービスを維持する必要があるので、運営の自由度は当然低くなります。

特に、マニュアルの確認が不足していると、問題が生じるケースが多くなるので、事前にしっかりとマニュアルを確認し、加盟店ができることの範囲を知っておくことが大切です。

例えば、オリジナル商品の販売や販売価格に関するトラブルがあります。実際、コンビニでは、賞味期限の近くなった商品の値下げ販売について、本部と加盟店の間でトラブルとなったこともありました。

また、コンビニや食品業界の場合、廃棄物の扱いに関しても本部とトラブルになることがあります。事前にしっかりと契約条項を理解し、どこまでがオーナーの自由裁量になるのかを確認しておくことが重要です。

1-4. フランチャイズ加盟金は支払ったが、開店ができない

既に加盟金を支払っているのに開業できないというトラブルが時にあります。フランチャイズで起こる問題の中でも深刻な事例の一つです。

主な理由は物件が見つからない、必要な設備が整わないなどがあります。本部側に問題があるケースも見られますが、オーナーが用意する予定がダメになった場合や、物件が見つからない可能性が予め考慮されている場合もあり、原因は様々です。

いずれにしても、開業が出来ないとなれば、加盟者は身動きが取れません。時間だけが過ぎていくという事態に、生活が圧迫され、精神的なストレスも大きくなります。いつまでも埒があかないとなると、業を煮やしたオーナー側と本部との間で加盟金の返還についてのトラブルに発展することもあります。

投資が少なくて済むものや無店舗で開業出来るものであれば、上記に記載したようなトラブルが発生するリスクが低くなります。
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2. フランチャイズ経営を続けていく中で起こるトラブル

フランチャイズで問題が発生しがちな加盟前後の時期を乗り越えた後、経営が順風満帆に行くとは限りません。ある程度、経営に慣れてきた時期でもトラブルが起きることがあります。

中には、突然降ってわいた災難と言えるような事例もありますので、普段からあらゆる事態が起きることを想定しておくようにしましょう。

2-1. フランチャイズ契約の違約金、損害賠償

フランチャイズで起こる問題に契約上の問題があります。通常、一定の期間、契約をすることになりますが、例えば、その期間中に何らかの理由でフランチャイズを辞めるという事態も考えられます。

売り上げ低迷など「経営上の理由」や本部との「信頼関係の破綻」をはじめ「健康上の理由」、家族など「プライベートな理由」もあるでしょう。

しかし、こうしたオーナー側の契約解除により、違約金を支払うケースもあります。契約をする前にどんな時に違約金が発生するのかを確認しておきましょう。

また、近年では、アルバイトなどの従業員による不祥事により、ブランドイメージの低下を招いてしまうという事例もあります。このブランド毀損により、最悪の場合、損害賠償を請求されることもあります。

特にインターネットが普及し、SNS時代と呼ばれる現代社会において、アルバイトがいたずら半分に投稿した画像や、問題を感じた客が発信した画像や動画が驚くべきスピードで拡散していくことがあります。

一度、ネット上に拡散してしまったコンテンツを消去するのは事実上不可能です。こうした事態によりブランド棄損が起こることを十分に把握し、従業員管理の徹底、及び普段からの地道な対策が必要です。

3. 契約終了後のトラブル

フランチャイズ契約が終了した後は、もう何をしても問題がないと思うのは早計です、実は契約終了後も本部とトラブルになるケースもあるので注意が必要です。

3-1. 競業避止義務と守秘義務

フランチャイズ契約をしている期間はビジネスをする上で規制があります。

しかし、契約終了後はこうした規制が一切なくなると考えている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。フランチャイズはノウハウを提供することで自社ブランドで活動してもらうビジネスモデルです。

契約終了後、このノウハウを使って、自由にビジネスをされると困ります。こうした事態を防ぐために、通常、契約終了後も競業避止義務が規定されています。

競業避止義務は、本部にとってはブランドの存続にとって欠かせないルールです。そのため、同業でライバルとして独立することが制限されるケースが多くなります。

将来のビジョンがある際は、どこまでが競業にあたるのか?を確認することが必要です。また、フランチャイズに加盟することにより得た知識やノウハウに関しては守秘義務があることを忘れないようにしましょう。

4. まとめ

以上のようにフランチャイズにおいては加盟前後から、契約終了後まで様々な段階で問題が発生し、本部との間にトラブルが生じる可能性があります。

これを避ける一番の方法は、契約内容をしっかりと確認すること、契約後のプランを綿密に立てること、問題になりそうな事項をあらかじめピックアップしておくことです。しかし、実際にどのような問題が生じるかについては、なかなか予想しがたい面もあります。

それを補うためにもフランチャイズの専門家や、そのフランチャイズに加盟している現役のオーナーやOBに話を聞くことが有効です。また従業員の不祥事によるSNS拡散問題など、新しい問題に関する情報収集力も高める必要があります。

トラブルに巻き込まれないためにも、たくさんのフランチャイズから情報を収集し、信頼できる本部と加盟契約を結びましょう。
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