【タイプ別】おすすめの脱サラ方法診断!脱サラ前にやるべきことや現実も紹介

最終更新日:2023年02月24日

脱サラして自営業を始めると言ってもさまざまな方法があり、性格によって向き不向きが出るものです。適切な方法を選ばないと効率の良い経営ができず、軌道に乗る前に力尽きてしまうかもしれません。

今回は、脱サラにおすすめの方法を5つのタイプに分けて診断しています。あわせて脱サラ前にやるべきことや、脱サラ後の事業を軌道に乗せるコツなどもまとめました。

また、稼ぐための特別なスキルや経験がないけれど、自分で何かにチャレンジしてみたいと考える方向けに、フランチャイズの活用方法もお伝えしているので参考にしてみてください。

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目次

まず脱サラとは?

脱サラをするメリット

【5タイプ別】おすすめの脱サラ方法

脱サラ前に確認すべきこととやるべきことは?

脱サラの注意点はある?

脱サラで成功する方法4選

自分に合ったおすすめの方法で脱サラをしよう

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まず脱サラとは?

脱サラとは

脱サラとは脱サラリーマンの略語で「会社員を辞めて自営業をスタートすること」を言います。
転職したり、サラリーマンを辞めてアルバイトやパート・派遣などの雇用形態を変えたりするだけでは脱サラとは言えません。
あくまでも自営業としてサラリーマンから独立することを脱サラと言います。

脱サラしたいという人は多いですが、会社員を辞めるメリットや注意点を確認し、まずは脱サラについて基本的な項目を理解しておきましょう。
また本記事では性格のタイプごとにおすすめの脱サラ方法をお伝えしているので、どのような自営業を始めれば良いのか検討する際のヒントにしてみてください。

脱サラをするメリット

本章ではおすすめの脱サラ方法をお伝えする前に、脱サラのメリットや特徴を解説します。
脱サラするメリットとして、主に以下のようなものがあります。

  • 自分の意思で自由に取引先やパートナーを選べる
  • スケジュールの組み方や仕事をするタイミングを決められる
  • 自分の裁量で仕事ができるのでやりがいを感じられる
  • 人によっては会社員時代よりも大きく稼げる

会社員と違って自由度の高い働き方ができる点が、脱サラして自営業をする大きな特徴です。また会社員であれば大きな成果を上げても、昇進やボーナスに還元されるだけで全てが自分の収入になりませんが、自営業であれば自身の収入になります。

脱サラで失敗しないためにも、次の章で解説するおすすめの脱サラ方法を確認していきましょう。

【5タイプ別】おすすめの脱サラ方法

5タイプ別のおすすめ脱サラ方法

脱サラ後の選択肢は、自分に適したものを選ぶことが長く続けていく上で重要です。
上記画像を見て簡単に自分に合う脱サラ方法を診断することができますが、本章では脱サラをする人の性格に合わせておすすめの脱サラ方法を詳しく解説しています。

1.安定性を重視しリスクをとりたくないタイプ

脱サラ後に自由を重視して働くよりも、コンスタントに収入を得て安定した生活を優先したい人にはフランチャイズでの脱サラがおすすめです。以下でフランチャイズの概要やメリット・デメリットを確認しましょう。

おすすめなのはフランチャイズで脱サラ

フランチャイズは本部と契約してブランドのロゴや商品を利用できる仕組みで、経営が未経験でも比較的安定した収入を得やすい傾向にあります。株式会社マイナビが2017年に行ったフランチャイズに関するアンケート調査で、フランチャイズを検討している理由として、「独立・開業ノウハウがないから」という回答が1位にランクインし全体の51.5%を占めました。また回答のなかに「フランチャイズは初心者でも気軽に始められそう」「本部の後ろ盾があり心強い」という声が上がっています。

フランチャイズは、ノウハウがなく0から始めるのに抵抗がある人や、ブランド力を活かして集客をしスタートしてすぐに収入を安定させたい人におすすめの脱サラ方法です。

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2.独自のスキルや経験を活かしたいタイプ

エンジニアやデザイナーなど、脱サラして自身の専門的なスキルや実務経験を発揮したいタイプには個人事業主で働くスタイルがおすすめです。次に、個人事業主について詳しく解説します。

おすすめなのは個人開業(フリーランス)で脱サラ

フリーランスは特定の団体や会社に在籍せず、個人で自由に契約し働くことで、本来は「働き方の形態」を指す言葉です。

自身の特化した強みを発揮できるので、対等に団体や会社との関係を築いてお互いがWin-Winで働けるといった特徴があります。たとえばITエンジニアなら、プロジェクトごとに企業と契約をし、ときには企業のオフィスに出向いて仕事します。

契約期間に決まりはなく数ヵ月単位で満了することもあれば、人によっては年単位でプロジェクトに参画するケースもあり、さまざまです。

契約が終了すれば新たな人間関係を築けるので、会社員と比べて人間関係のしがらみが少なく、営業次第で収入アップも目指せるといったメリットがあります。

3.事業を大きくしてチームで働きたいタイプ

すでにブランドが確立されているフランチャイズや個人プレイではなく、チームを作って働きたい人には法人化がおすすめです。ここでは、法人化の概要やメリットを説明します。

おすすめなのは法人化で脱サラ

法人化すると、個人開業での脱サラと違い

  • 欠損金の繰越期間が長い
  • 社会的な信用度が高まる
  • 利益によっては支払う税金が安くなる
  • 社長として役員報酬を受け取れば給与所得控除を受けられる

などのメリットがあります。これらのメリットに加えて、人材を自社で雇用しチームで大きな仕事ができる点が魅力です。

一方で

  • 従業員の社会保険料の負担
  • 法人化の費用が数十万かかる
  • 赤字でも住民税が発生する
  • 決算業務がある

などのコストが増大する点がデメリットとして挙げられます。
法人化するタイミングを見計らって、開業当初は個人事業主として働き、収益がある程度見込めるようになったら法人化するという流れが一般的でしょう。

4.働く場所や時間の自由度にこだわりたいタイプ

在宅や仕事をする時間など、働き方に自由を求めるのであれば、ネットビジネスがおすすめです。以下で詳細を確認していきましょう。

おすすめなのはネットビジネスの開業で脱サラ

ネットビジネスを開業する手法としては、個人事業主となるか法人化の2種類です。ノマドワーカーになりたい、日本各地や世界中を飛び回りたい方は、PCとネット環境があれば全て完結できるビジネススタイルを選ぶと良いでしょう。

たとえばエンジニア・デザイナー・ライターといったクリエイターやYoutuberなどのインフルエンサー、ECサイト運営などがあります。

職種に決まりはありませんが、基本的にはネットビジネスを中心とした業種を選ぶのがおすすめです。

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5.不労所得で大きく資産形成をしたいタイプ

今までご紹介してきた「働いて収入を得る」方法ではなく、働かずに利益が上がる仕組みを作り資産を大きくしたいタイプには、投資家がおすすめです。次に投資家とはどういう人を指すのか、詳しくみていきましょう。

おすすめなのは投資家で脱サラ

投資家とは、不動産や株式、投信など主に金融商材を中心に投資を行い、資産運用によって利益を得る人のことです。投資は大きく次のような方法があります。

  • 株式投資
  • FX(外国為替証拠金取引)
  • 仮想通過
  • 外貨預金
  • 国債

あまりメジャーではありませんが、上記のほかにもリート(不動産投資信託)、ロボアドバイザーなどさまざまな投資方法が存在します。投資家になるにはまず運用資金を貯め、小さく投資し、徐々に金額を増やしていくのが一般的な流れです。投資は経済市場に大きな影響を受けるので、日々の勉強や情報収集が欠かせません。

脱サラして投資家になる方法を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

>>脱サラして投資家になるには?覚えておきたい投資8種と基礎知識

脱サラ前に確認すべきこととやるべきことは?

脱サラ前に確認すべきこと

脱サラに憧れていても、勢いで会社をやめると取り返しがつかなくなる恐れがあります。脱サラをする前に一度立ち止まって、次に挙げる3つについて確認をしてみましょう。

本当に脱サラしか道はないのか検討しよう

1つ目にやるべきことは、脱サラ以外の選択肢がないかの再考です。脱サラを決意する前に、以下のような質問を自分自身に問いかけをしてみましょう。

今の仕事が嫌で逃げたいから脱サラを考えているのではないか?
脱サラではなく転職では解決できないのか?

もし自問しても答えが出てこなければ、転職相談サービスやキャリアコンサルティングサービスなどを利用して客観的な意見を聞いてみるのもおすすめです。一度会社を辞めるとキャリアが一旦途切れてしまい、会社員に戻りづらくなるケースもあるので慎重に判断しましょう。

副業から始めてみよう

脱サラではなく、副業からスタートするのもおすすめの方法です。会社を辞めたいあまり、「脱サラして自営業をする」ことにとらわれているかもしれません。もし脱サラすべきか分からないなら、副業から小さく起業してみてはいかがでしょうか。

副業を始めるときは会社の規程で副業や兼業が禁止されていないか、事前にチェックしてください。会社員であっても個人事業を行ったり法人化したりできるので、脱サラ前に副業をはじめ、どの業種や独立方法が自分に合っているか試してみると良いでしょう。

人気の副業が知りたい人や初心者向けの副業に興味のある人は、こちらの記事もおすすめです。

人気の副業ランキング付!初心者・上級者それぞれのおすすめ副業とは

目標と達成期限を決めてみよう

脱サラ前にすべきことを検討した結果「どうしても独立したい」という強い意志がある場合、脱サラで達成すべき目標と達成期限を決めておくと良いでしょう。

脱サラして1人で事業を始めると、全て1人でこなすため忙しくて振返りの時間が取りづらくなります。会社員時代のように相談相手も身近におらず、人事評価がないため仕事へのフィードバックも得られにくく、自身の目標を見直す機会が少なくなります。そのため脱サラ後には「この仕事の進め方で問題ないか」と、不安になることも多いです。

脱サラ後に仕事の不安を抱く前に、自身が進むべき方向をあらかじめ決めておき、目標達成の期限を決めておくと前に進みやすくなるでしょう。

脱サラの注意点はある?

脱サラして自営業をするメリットをお伝えしましたが、脱サラは会社という組織に守られないため一定のリスクが存在します。ここでは脱サラの主な注意点を確認していきましょう。

計画的に資金準備や営業計画をたてないと、安定収入が得られない
自分の力を過信して、勝負すべきではない市場を選んで失敗するケースもある

脱サラは自由度が高く会社員から見ると、魅力のある働き方かもしれません。しかし自由の分だけ責任は重く、働き方次第では収入がまったく得られない事態に陥るリスクもあり、十分な準備をしないまま始めるのはおすすめできません。

脱サラで成功する方法4選

脱サラで成功する方法4選

脱サラで成功するには、成功するためのポイントを攻略することが大切です。
それではどんなことに気をつけると脱サラに成功しやすいのかを解説していきます。

1.脱サラ後の計画を立てる

計画スケジュールを立てることは非常に大切で、日程を決めるとともにシミュレーションをすることができます。

  • 脱サラした後に何を準備するか
  • 何日までにどんな事業を始めるか
  • 始める事業はどんな風に集客をするか
  • そのためにいくら必要か
  • 思ったより売上が立たなかったらどうするか

上記の点を事前に考えておきましょう。
この脱サラ後の計画スケジュールを立てることにより、未来予測ができて非常事態にも臨機応変に対応することが可能となります。

2.最初は成功しやすい職種から始める

脱サラをするとつい好きな事業を始めてしまいがちですが、事業や職種にも難易度があります。
最初は好きなことを始めるのではなく、安定して稼ぎやすい事業から始めるのが成功のポイントです。
1つ事業を成功させれば他の事業も始めやすくなるので、その時に自分の好きな事業を始めると資金も使いやすく軌道に乗せやすくなるでしょう。

脱サラに成功しやすいフランチャイズはこちら

3.友人や知り合いと協力する

脱サラする際に、他の脱サラしたい友人と協力するのも成功しやすいポイントです。
「面白法人カヤック」は友人3人で始めた会社がきっかけとなっています。
ただ、友達との関係によっては裏切られてしまったりお金を持ってかれてしまうケースも少なくはないので、契約書を交わしたりしっかりと取り決めをおこないましょう。

4.住宅ローンは払い切っておこう

いざ脱サラがうまくいかない期間があっても支払いに困らないように、住宅ローンは払い切っておくのがおすすめです。
もし住宅ローンが何年先も終わらない場合は、すぐに返済できる貯金を作っておくのも良いでしょう。
とにかく月々の支払いを少なくしておいて、事業に集中できるようにするのも成功のポイントです。

また、脱サラというよりFIRE(早期退職)を考えている人は下記記事も参考にしてください。

>>早期退職とは?他退職との違いや早期退職に成功失敗する人の特徴

自分に合ったおすすめの方法で脱サラをしよう

脱サラして会社員でなくなることは自由に働けるといったメリットがある一方で、スケジュール管理や資金の管理など全てが自己責任としてのしかかってきます。

脱サラを成功に近づけるためにも、どのような脱サラ方法があるか理解して、自分に適した方法を選ぶことが重要です。

脱サラそのものを目的にするのではなく、脱サラして何を達成したいか目標を決め、空いた時間には他店の研究や新しい情報を収集するなど、経営にプラスになる取り組みを継続していくなど努力を重ねていきましょう。

ぜひ今回のおすすめ脱サラ方法も参考にして、自分にぴったりの脱サラ方法を見つけてみてください。

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公開日:2022年12月16日

よくある質問

Q 脱サラにはどのような方法がありますか? 回答を見る
Q 脱サラの前にまずは副業を検討しています。初心者におすすめの副業は何ですか? 回答を見る