フランチャイズで実現できる「パン屋」開業についてご紹介します

公開日:2016年03月31日

最終更新日:2018年05月02日

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子どもの頃、将来の夢はパン屋さんだった、なんて人も多いですよね。今でも憧れているけれどパン作りは難しいし無理だ、と諦めているならば「フランチャイズで開業する」という方法もあります。

いちから勉強して修行して、という方法だけがパン屋になる方法ではありません。フランチャイズのパン屋なら未経験からでもパン屋を開くことができます。パン屋を開業して成功させるためにはパンを作るだけでなく、綿密な計算をした生産と提供のタイミングが要です。それを実績に基づくノウハウとして提供してくれるのがフランチャイズのメリットなのです。

1. 現在チェーン展開しているパン屋のフランチャイズブランド

 1-1. マーメイドベーカリーパートナーズ

 1-2. ブリオッシュドーレ

 1-3. スワンベーカリー

 1-4. あげぱん屋

2. パン屋の経営とは?

 2-1. パン屋経営のポイント

 2-2. フランチャイズでのパン屋の場合

3. パン屋フランチャイズの今後

 3-1. パン屋の市場規模

 3-2. パン屋フランチャイズの今後

4. 4.まとめ

1. 現在チェーン展開しているパン屋のフランチャイズブランド

全国にはフランチャイズのパン屋がたくさんあります。おいしい焼きたてのパンを全国で提供するために、様々な工夫がなされています。ここでは、フランチャイズチェーン展開するパン屋ブランドの中で代表的なものをご紹介します。

1-1. マーメイドベーカリーパートナーズ

日本全国に388店舗を展開するパン屋のフランチャイズです。

日本で初めて冷凍パン生地を使い、店頭で焼きたてパンを提供する「ベイクオフシステム」を始めた会社です。生地から作る必要が無いので、未経験者でもパンを焼くことができます。

冷凍パン生地の企画開発から製造・配送・店舗開発・経営指導にいたる、本部のノウハウを活用出来ます。その他にも、外部機関に委託して店舗評価を問う「ミステリーショッパー」や「朝食キャンペーン」などの販売促進活動、店舗運営のレベルアップを促す「販売員コンテスト」など、独自の手法を用いて様々な確度から運営をサポートします。

店舗ブランドは4つ。「リトルマーメイド」「カフェデンマルク」「マーメイドカフェ」「デニッシュバー」です。複数のブランドを展開することで、様々なターゲット層を獲得出来ます。

マーメイドベーカリーズでは、初期費用を300万円に抑える事ができる加盟制度を導入しています。これまで加盟店オーナーは2,500〜3,000万円の資金を必要としていました。制度導入後は、製造・販売設備などをリースで利用できるので、最小300万円で開業することが可能となりました。

1-2. ブリオッシュドーレ

フランス初のベーカリーカフェ。世界各国に1260店のレストランを運営するルデュッフグループのパン屋ブランドです。日本国内ではプロントコーポレーションが展開を担当しています。

国内では2015年に5店を出店。10年間で100店舗、売上高120億を計画しています。

フランス産の小麦や発酵バターを使用して、クロワッサンやバゲットなど約60種類のパンを店内で焼き上げています。本場フランスの味をリーズナブルな価格で楽しめるのが特長で、ベーカリーの来店客は60%が女性です。

フランチャイズ開業の加盟金は、300万円。その他にも、設計監理費や研修費、月の売上高によって変動する取引保証金が必要となります。

1-3. スワンベーカリー

「クロネコヤマトの宅急便」が展開するパン屋フランチャイズ。国内29店舗を展開しています。

スワンベーカリーは「障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現」という理念のもと、ヤマト福祉財団とヤマトホールディングス株式会社が共に設立した株式会社です。ブランド名の「スワン」の由来は「みにくいアヒルの子と思っていたら実は白鳥(スワン)だった」というアンデルセン童話からきています。

マーメイドベーカリーを運営するタカキベーカリーの協力をうけ、障がいのある人でも簡単に作れるように冷凍パンの生地を独自に開発。現在29店舗の雇用者のうち、7割以上は知的障がい者です。パンの販売を通して、障がい者と地域を結ぶ役割を担っています。事業内容は店舗・宅配・出張販売のほか、保育園などへの特別販売も行います。

店舗の運営状況については実例を紹介します。
東京で60歳の時にフランチャイズ加盟したオーナーは、現在、障がい者スタッフ17名、パート・社員18名の総勢35名で3店舗を運営しています。売上高は750~800万円程になります。

1-4. あげぱん屋

リベージュインターナショナル有限会社が運営するあげぱんフランチャイズ。
軽ワゴンや、2・3坪の固定店舗で開業できるテイクアウト専門店です。

ターゲットは昭和の時代に学校給食を食べていた世代。懐かしいあげぱんを揚げ立てで提供します。商品は、あげぱんを中心に「飲む。冷凍みかん」など季節に左右される売上対策も行います。

移動販売では、土地代がかかりません。中古車両を使用するので車両費用も低めです。主力商品をあげぱんのみにしているので、食材のロスが少なくなります。
また、最近ではイベント会場での出店も増えてきており、移動販売の強みを活かした経営が出来ます。

フランチャイズへの加盟金は50万円。ロイヤリティは固定で3万円。通常、移動販売車両の開業初期費用は300万円、大きな車両になれば500万円は掛かると言われています。それらに比べ、安価で出店できるのが特徴です。

2. パン屋の経営とは?

パン屋は、飲食業の中でも人気が高いビジネスです。ただし、成功の裏には様々な課題があり、それらに向き合う必要があります。

パン屋を経営するときの注意点と、フランチャイズで開業する際のメリットを見ていきましょう。

2-1. パン屋経営のポイント

『おいしいパン屋』『おしゃれなパン屋』など、パン屋を目指す方々はそういった理想を掲げて開業に踏み切るはずです。ただし、パン屋の経営には注意しなければならない点があります。

【初期費用について】
冷蔵庫やオーブンなどパン屋には高額な設備が必要です。パン屋の開業は比較的初期費用が高くなります。

【材料費の変動】
卵など比較的安定した食材もありますが、小麦粉やバターなどは価格が変動しやすく使用量も多いです。これらの材料費が高騰し続けると経営に大きくダメージを与えます。

パン屋は飲食店のように注文されてから作るものではないので、仕込量の微調整が必要です。作りすぎて余らしてもいけませんし、少なすぎて夕方ごろにはパンがまばら、と言った状態では「あのお店は品揃えが悪い」とお客さんの印象を悪くしてしまいます。立地や人口、季節や天候に合わせて、作る量を調節する必要があります。

パン職人として、パンの味・品質を極めたいと思うこともあるでしょう。しかし、追えば追うほど、材料費や人件費が必要になります。高い経費は収益を圧迫し、運営が困難になる可能性があります。理想と現実の経営を上手く天秤にかけ、安定性のある経営を目指しましょう。

2-2. フランチャイズでのパン屋の場

美味しいパンを焼くには、知識と技術が必要です。

一般的には、調理の専門学校に通うか、パン屋で何年か修行を積み、開業を目指します。パンの作り方を学びながら、同時に事務作業や収支管理などの経営スキルを学ぶ必要があるため、厳しい生活になります。

しかし、パン屋フランチャイズに加盟して開業すればそうはなりません。未経験でもおいしいパンを焼くためのノウハウやスキルを、研修や実務を通して短期間で習得出来ます。生地は冷凍したものを本部から提供してもらい、本部では焼くだけというシステムを採用するフランチャイズでは、調理スキルを必要とせず、美味しい焼きたてパンを提供出来ます。フランチャイズを活用すれば、未経験から開業するハードルを大きく下げられます。

パン屋において、新作パンの開発や季節に合わせた商品開発は大事な仕事ですが、経営と同時進行となるとおろそかになりがちです。フランチャイズであれば、本部が原価率や経費などを計算した上で、新商品を開発してくれるので、経営に専念することが出来るのも特長です。

もちろん、フランチャイズでの開業が必ず成功するとは限りません。
競合他社の研究や、近隣の人口推移など、開業した立地の環境に応じた対応策を常に求められます。ただし、そこでもフランチャイズ本部の過去の実績や失敗例のデータを参考にできるので、成功率は高くなります。

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3. パン屋フランチャイズの今後

個人のパン屋や、コンビニに流通するパンなど、見渡せば世の中には様々なパンが売られています。この中で、フランチャイズのパン屋の今後はどうなっていくのでしょうか?

3-1. パン屋の市場規模

パンの市場は、うどんの1兆700億円を超え、1兆4000億円と巨大な規模を誇ります。パンは、米と同じように日本の食生活に欠かせないものとなってきています。

そして、近年は安いだけの商品ではなく、製法や原材料にこだわったリッチな商品も売れ筋となっています。
セブン-イレブンの「金の食パン」に代表されるように、コンビニなどでも原材料にこだわったプレミアム感のあるパンの需要が高まっています。

「安くて手軽に買えるもの」と「高いけれどいいもの」の二極化が進んでいます。

3-2. ニーズは多様化。ますます緻密な戦略が必要に

日本人の食へのニーズは変化を続けています。
高くても納得感のある商品、食に対する安心・安全の追求、中食の増加など、これらニーズに合わせて適切な商品展開や店舗設計を行っていく必要があります。

市場の変遷を敏感に捉え、フランチャイズ本部の過去の実績や、展開する店舗のデータを踏まえて、時代に合った戦略を繰り広げられるかどうかが、発展のカギになるでしょう。

4. まとめ

パン作りは「パン職人」ともいわれるほど、簡単には習得できない職人技です。そんな難しいパン作りや店舗経営をサポートしてくれるフランチャイズのパン屋は、未経験の人にとっては開業への近道。本部によって特徴も様々ですから、自分にピッタリのフランチャイズを探しましょう。

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