独立・起業について知ってきたい知識、具体的な行動、資金調達法などを紹介します。

公開日:2015年10月07日
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「いつかは脱サラして独立したい!」「将来は社長になりたい」と思っているけれど、具体的に何をすればいいのか解らない。と悩んではいませんか?

様々な知識が必要となる独立・起業について知っておきたい、自分は向いているのかどうか知りたい。という人のために独立・起業のために必要な知識やノウハウを紹介します。

具体的にどういった業種があるのか、起業の形態についてもまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

独立・起業とは|目次

1 独立・起業ってそもそも何?

 1-1 独立と起業の違い

 1-2 サラリーマンから独立・起業し、成功した人の例

 1-3 独立・起業のメリット・デメリット

2 独立・起業に向いている人とは?

 2-1 考えるのが好きで、それを実行に移すことがある人は、独立・起業に向いている

 2-2 人生でまだまだやりたいことがある!と思う人は、独立・起業に向いている

3 どんな業種を選んで独立・起業するか

 3-1 自分が今までやっていた業種で独立・起業する

 3-2 やったことはないが、興味のある業種で独立・起業する

 3-3 副業から始められる業種で独立・起業する

 3-4 自宅でも起業できる業種で独立・起業する

4 独立・起業の資金はどうする?

 4-1 自己資金で独立・起業する

 4-2 融資をうけて独立・起業する

 4-3 助成金・補助金を申請して独立・起業する

5 どうやって独立・起業するか

 5-1 自分で一から事業を立ち上げて独立・起業する

 5-2 今の仕事の知識を活かして独立・起業する

 5-3 フランチャイズを活用して独立・起業する

6 まとめ

1 独立・起業ってそもそも何?

独立と起業は違う意味であるということを知っていましたか?独立・起業を目指すなら知っておくべき基礎知識をまとめました。

メリット・デメリット、実際に独立・起業した人の経験談もチェックしてみましょう。

1-1 独立と起業の違い

独立とは、会社を辞めて同業種で独り立ちすること。例えば飲食店で働いていた人が、辞めて自分の店を持つことは独立といいます。

対して起業とは、収入が得られる何かをすること。就職活動をせずに、自分で事業を始める場合などは独立ではなく起業です。

独立も起業のうちの一つとなりますが、脱サラして別業種で会社を始めた場合は、独立とは呼びません。

1-2 サラリーマンから独立・起業し、成功した人の例

独立や起業は夢であって、現実的ではないと考えている人も多いようです。ですが、近年起業している人は非常に増えています。その理由となっているのが、ネット事業とフランチャイズチェーンの広がりです。

ネットを使った事業はネット技術の高まりによって種類が増えているため、起業する人が増えています。

また、多くの知識や経営ノウハウ、多額の資金が必要だった起業は、フランチャイズチェーンに加盟することで比較的簡単に行えるようになりました。未経験の業種でも本部のサポートがあれば起業できるため、沢山の人が起業しています。

実際に独立・起業して成功している人は沢山居ます。独立して収入が倍以上になった人や、収入を減らさず労働日数を減らすことができ、プライベートが充実した人などネットや書籍には、多くの成功例が掲載されています。

サラリーマン時代の経験を活かした業種で独立起業する場合はより成功しやすいとも言われています。

成功するためには、知識を増やして経営のコツを掴むことが重要です。「どうせ脱サラして起業しても成功しない」と思わずに一つの選択肢として起業について考えてみてはいかがでしょう?

1-3 独立・起業のメリット・デメリット

起業や独立のメリット・デメリットについて考えてみましょう。

成功すれば多くのメリットを得ることができますが、経営が上手くいかなければ「サラリーマンで居た方がよかった」と後悔することもあります。始める前にどういったメリット・デメリットがあるか確認しておくことは非常に重要です。

独立・起業のメリット

  • ・成果が報酬に現れる
  • ・やりたいことを仕事に出来る
  • ・労働時間が自由
  • ・定年がない
  • ・事業を誰かに引き継ぐことも可能

独立・起業のデメリット

  • ・社会的な信用は薄くなることがある(ローンやクレジットなど)
  • ・国民保険・健康保険や税金など
  • ・失敗すると大きな負債を抱えることになる
  • ・退職金がない

このように、メリットとしては自由度が高いことがメインに挙げられます。成功すれば安定性もあり収入は会社員よりも高くなることが望めます。デメリットとしては成功するまで安定性が低いこと。最初は不安定になることが多いので、しっかりとした資金計画を立てて起業することが重要となります。

2 独立・起業に向いている人とは?

独立・起業には向いている人・向いていない人が居ます。自分は向いているのかどうか、起業で成功できる考え方なのかどうかチェックしてみましょう。

2-1 考えるのが好きで、それを実行に移すことがある

自分で起業して会社やお店を成長させていくためには、常に先を見て考えることが必要です。業務に必要な知識を身に付けるだけではなく常に学び、成長し続けなければなりません。実行力があり、考えることも好き。高い行動力は起業して上に立つ人間としてとても重要となります。

2-2 人生でまだまだやりたいことがある!

ただ会社員として終わるだけでなく、定年後も働き続けたい。安定はしているが、もっと頑張って収入をアップさせたい!こういった向上心のある人は起業に向いています。

自分の会社やお店を持ち成功させるためには、自分がどれくらい頑張れるかにかかっています。起業に対して高い意欲があり、現状では満足しない向上心がある人は成功し、多くの収入を得る起業家となる素質があります。

3 どんな業種を選んで独立・起業するか

世の中には様々な業種がありますが、起業する際にはどんな業種を選ぶか、考えていますか?どの業種を選べば成功するのか、自分に合ったものはどれかを考えてみましょう。起業において業種選びは非常に重要です。

3-1 自分が今までやっていた業種で独立・起業する

自分が今までやっていた業種は、独立する場合に当てはまります。今まで培ってきた経験による知識やノウハウを生かすことが出来るので、成功しやすいと言われています。

ただ、雇われているのと、自分で起業するのとは全く違っていて同じようにやっても成功しません。経営に関するノウハウなど、成功できる経営方法についてしっかり勉強することが必要になります。

3-2 やったことはないが、興味のある業種で独立・起業する

興味がある業種が未経験でも、しっかりと勉強して知識を高められれば起業は可能です。自分がやりたいことをやるということは、何よりもモチベーションを上げる糧となり、やりがいのある仕事が出来ます。

成功するためのコツとして、様々なセミナーに参加したり、フランチャイズに加盟して多くのノウハウを教えてもらったり、研修を受けるという方法があります。

時代の流れを読み、先を見ながら行動することも大切です。沢山の勉強が必要になりますが、新しいことに挑戦して成功をおさめた時の達成感は、何物にも代えがたい経験となるでしょう。

3-3 副業から始められる業種で独立・起業する

会社を辞めて独立や起業するのではなく、副業として会社を始めるというパターンもあります。会社が副業を認めている場合などはこの方法が選べます。本業が休みの日だけ行えるような業種なら、副業のまま続けることも可能です。

また、最初は副業として初め、軌道に乗れば本業を辞めて本格的に経営を行っていくという場合もあります。

ただ、副業を認めている企業は非常に少ないので、会社で働きながら行うのは難しいという現実もあります。目指している業種が副業でも可能な場合や、すでに自営業でお店を経営していて、その空き時間にまた新たな事業を展開したい人、主婦が起業したい場合などは、この方法がオススメです。

3-4 自宅でも起業できる業種で独立・起業する

テナントなどを借りて店舗を出すタイプの業種ではない、≪無店舗型ビジネス≫も広がりを見せています。

例えば、ハウスクリーニングや車のリペアなどの修理業といった顧客の家に出向いて行うサービスなら店舗は不要です。他にも中古車販売やネットを利用して販売するタイプの業種なら自宅でも開業が可能です。

店舗を持たないということは、その分店舗にかかる家賃や備品、光熱費などの維持費が抑えられるので起業資金が少なくても起業しやすいですし、利益率も高くなります。

4 独立・起業の資金はどうする?

起業する際に重要となるのが、起業資金。どういった方法で資金を集めるのか、助成金や補助金などは貰えるのかどうかを知っておきましょう。資金計画をしっかりと行わなければ、成功はできません。まずは最初の資金計画を立てるための知識を身に付けておきましょう。

4-1 自己資金で独立・起業する

独立・起業に向けてしっかりと貯金をしているなら、そのお金を起業資金として使うことになるでしょう。この時気を付けたいのが、当面の生活費を用意しておくこと。起業してから黒字経営になるまではどの業種であってもある程度時間がかかります。

そういった点も考えながら、生活に困らないようにきちんとお金を用意しておきましょう。具体的には半年以上の生活費を貯めておくことをオススメします。

近年では、自己資金0から起業を始めるという人も少なくありません。ですが、ある程度の資金があった方が余裕をもった経営計画を立てることが出来るでしょう。

4-2 融資をうけて独立・起業する

融資と言うと、銀行や信用金庫のイメージがありますが、また起業していない場合は審査に通ることはかなり難しくなります。一般的に開業資金として融資を受けやすいと言われているものは、制度融資と新創業融資制度です。

制度融資は信用保証協会が信用保証を付けることで起業前でも借り入れがしやすくなります。上限3,000万円、金利2 1%~2 7%ほどで融資を受けることが出来ます。全国各地にある信用保証協会に申し込むことができます。

新創業融資制度は、日本政策金融公庫が行っており、審査のハードルが低く、無担保で第三者の保証者も不要です。上限1,000万円、金利1 25%~3 00%ほどで融資を受けられ、日本政策金融公庫で申し込むことが出来ます。2~3週間で結果が出るので、早く融資を受けられるか知りたい人には非常に良い制度となっています。

どのようにして融資を受けるかは、行政の無料相談に問い合わせたり、有料になりますが税理士などの専門家に相談すると良いでしょう。

4-3 助成金・補助金を申請して独立・起業する

起業する場合には、いくつかの機関が行っている補助金や助成金の精度を利用することをオススメします。補助金や助成金は基本的に返済の必要がないので、申し込んでおいて損はありません。

起業する際に利用できる補助金・助成金には

  • ・創業補助金、小規模事業活性化補助金などの経済産業省が取り扱う補助金
  • ・トライアル雇用奨励金、キャリアアップ助成金などの起業する際に他の人を雇用する場合に使用できる助成金
  • ・信用保証料補助、店舗の家賃補助など各自治体が行っている起業者向けの補助金

などがあります。他にも様々な補助金・助成金の精度があります。

自治体によっても違うので、自分の住んでいる自治体の支援サービスをチェックしておきましょう。沢山ありすぎてどの制度に申し込めばいいかわからない と言う場合は、経営コンサルタントに相談する方法もあります。専門家に頼らない場合は、書籍やネットでどの補助金があるか詳しく調べる必要があります。

また、注意しておきたいのは助成金や補助金は基本的に後払いということ。そのため、一度は資金を調達しておく必要があります。補助金や助成金を受ける場合でも、余裕を持った資金計画を立てておきましょう。

5 どうやって独立・起業するか

起業する方法も一つではなく、色々なものがあります。自分が最も成功できると思う起業方法は何かが決まれば、起業に向けての計画も順調に進むでしょう。どういった方法があるのか自分が目指している方法以外のものも知っておきましょう。

5-1 自分で一から事業を立ち上げて独立・起業する

自分で1から起業を行う場合は、起業する業種に関して沢山の知識を身に付ける必要があります。

どうすれば成功するのか、その営業方法はもちろん、資金計画から店舗を立てる立地に関してのマーケティングなど書籍やネットの情報を使って調べなければなりません。起業したいと思い立ってから実際に起業するまで最も時間がかかってしまうのがこの方法です。

デメリットが多いように感じますが、自分の思ったように何から何まで決められるので自由度が高く、理想のお店づくりや会社づくりが可能となるメリットもあります。

1から起業を行う場合は、どうしても負担がかかりがちです。この場合は、会社設立のサポートを行っているコンサルティング会社に支援を頼むことで、負担を軽減することが出来ます。サポートしてもらうためにはある程度の費用が必要ですが、一人では経営計画を立てるのが難しいと感じるなら、このようなサービスを利用することも方法のひとつとなります。

5-2 今の仕事の知識を活かして独立・起業する

今まで働いていた業種で独立起業する場合は、その業種に関しての知識やある程度の経営ノウハウがあるため、比較的成功しやすいと言われています。

どうすれば顧客が喜ぶのか、顧客を多く集めるにはどうすればいいかなど、経験を経ていないと知り得ない情報を持っていることは大きな強みとなります。

ですが、実際に起業してみると、思っていたのとは違い経営が上手くいかない場合もあります。独立するということは、会社が行ってくれていたサポートを受けられなくなり、全て自分で行わなくてはなりません。

複数人で集まって独立起業する場合など、信頼できる人と一緒に起業する場合はそこまで負担は大きくなりませんが、1人で独立し、アルバイトなどを雇って経営する場合などは、慣れるまで経営が難しいと感じることが多くなるでしょう。

雇用されていた時には経営者としての知識は必要ありませんが、独立すると必要になります。1から起業する場合と比べると、経営計画なども立てやすいですが、それでもやはり多くの事を勉強しなければなりません。

5-3 フランチャイズを活用して独立・起業する

近年増えているのが、フランチャイズに加盟して起業する方法です。フランチャイズ加盟すれば未経験の業種でもスーパーバイザーなどその道のプロからの支援を受けられます。また、有名チェーン店などのフランチャイズとして起業すれば高い知名度を得ることもできます。

自分に知識がなくても研修を受けたり、アドバイスをもらうことで成功しやすいことが大きなメリットとなるでしょう。支援制度が充実しているフランチャイズ企業(本部)では、資金を融資してくれたり、補助金を出してくれる場合もあります。

注意しておきたいのは、加盟料や研修料などの費用が掛かり、1から起業する場合には必要ない負担がかかること。企業によって加盟料が安いものもあるので、フランチャイズ加盟での起業を考えている人は色々な企業を比較して選びましょう。

また、1から起業するのとは違い、フランチャイズ本部の提案する通りにお店づくりをする必要があるので、自由度が低くなってしまいます。自分のお店としてこだわりを持って起業したい場合は向きませんが、そうでない場合には非常にオススメの起業方法です。

6 まとめ

まず、独立・起業の定義やそのメリットについてご説明しました。独立・起業は自由がきくことなどがメリットですが、社会的な信用が低くなったり、失敗して負債を抱えるリスクがあるというデメリットがあることを覚えておきましょう。

独立・起業の業種選びについてもお話ししました。自分が今までやっていた業種や経験はないが興味はある業種を選ぶという方法をご紹介しました。あるいは、副業で始められたり、自宅で開業できたりする業種を選ぶのも一つの選択肢ですね。

さらに、資金調達についてもお話ししました。自己資金でまかなう方法もありますが、融資や助成金・補助金を活用することも検討しましょう。

最後に独立・起業の形態についてご紹介しました。自分で一から事業を立ち上げる方法のほか、フランチャイズによる独立もありますので、自分に合った方法を見つけましょう。